田所放送ホールディングス
株式会社田所放送ホールディングス(たどころほうそうホールディングス)は、2016年4月1日に設立された認定放送持株会社。田所放送(初代)が商号変更・会社分割を行って設立した。
株式会社田所放送ホールディングス Tadokoro Broadcasting Holdings Corporation |
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
本社 | 日本 〒893-8100 下北沢県田所市田所町2丁目4番1号 |
設立 | 1952年4月5日 (株式会社田所放送) |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 放送法に基づく認定放送持株会社 |
代表者 | 代表取締役社長 多田野和市 |
資本金 | 5億5000万円(2015年3月31日現在) |
発行済株式総数 | 11,451,400株 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社東京放送ホールディングス(6.90%) 株式会社 |
子会社 | 田所放送株式会社 |
概要
BSTは1953年10月1日、谷岡で初、本土を含めて20番目の民間放送によるラジオ放送を、1959年4月1日から谷岡の民放では2番目のテレビ放送を、それぞれ開始した。
長くTBSテレビをキー局とするJNN、TBSラジオをキー局とするJRNの下北沢県における系列局として運営し、東京放送ホールディングスとの連携を図って事業を進めてきた。しかし近年、放送のデジタル化、インターネットとの融合などによるソーシャルメディアとの融合、FM補完放送(中波放送と同じ内容の番組をFMでも放送する)など、放送を巡る環境の変化に対応するためには、より地域密着型に展開しているコミュニティ放送などのほかの放送事業者との連携などで地域の活性化を進めていくことが、本来のBSTの姿であると考えているとして、より安定した強固な経営基盤を整えグループとしての安定性と将来の発展を促すべく、現体制を分析し、その環境変化に対応する取り組みを検討した。その結果、認定放送持株会社への移行を進めていくことになり、放送法第159条・第1項に基づく、総務大臣の認可を前提としたうえで、会社法第757条に基づく分割準備会社として2015年10月1日に「田所放送分割準備株式会社」を設立した。
同年10月8日、田所放送株式会社(初代、いわゆる「後株」)と、田所放送分割準備株式会社の本吸収分割契約の締結を行い、12月24日に開催された臨時株主総会にて、法人分割を正式承認。その後総務省からの認可を得られたことから、2016年4月1日、田所放送株式会社を「株式会社田所放送ホールディングス」と改め、グループ各社の経営管理、不動産賃貸事業に特化。放送事業については、新たに田所放送ホールディングスの100%子会社として、田所放送分割準備株式会社から称号を変更して新たに発足した「田所放送株式会社」(法人上2代目)が担当し、放送免許も初代から2代目の法人に引き継いだ。
なお認定放送事業者は在京局の(フジ・メディア・ホールディングス、東京放送ホールディングス、テレビ東京ホールディングス、日本テレビホールディングス、テレビ朝日ホールディングス)、および在名局の中部日本放送に続く7社目、RKB毎日ホールディングスと同日で、関東地方以西の東日本エリアにおいては、初のことになる。田所放送ホールディングスでは、放送事業以外のBSTプロダクションなど関連会社も傘下に置く。また同様のJNN/JRN系の認定放送事業者である東京放送ホールディングス、中部日本放送の事象とは異なり、放送事業のラジオ・テレビの会社の分割は行わず、新法人によって従前通りラジオ・テレビの一括運営は継続される。また、在田局では初の放送持株会社が誕生した事となる。
- 最終更新:2016-10-18 18:55:22